基礎パッキン2枚の間に、鉄板2枚の間と

PPシートを挟みピンで一体化した滑り部分を

挟み、一体化した基礎パッキン。

基礎パッキン2枚鉄板PPの基盤部分は、

一枚の耐荷重が3トンとなっていて、上下分

離型基礎パッキンに掛かる荷重(約500kg)

には充分な耐荷重性能を有しています。

また、道路などから来る微細な縦振動を吸収

する機能ももっています。 PP,ステンレス以

外は使っていませんから、有害な物質を出す

事も無く、地球環境に優しい基礎パッキン

なっています。

基礎の欠き込みと基礎パッキンの寸法を足

すと合計100oになり、基礎のアンカーボルト

が地震の横方向の荷重で変形する事を可能

としています。

基礎の欠き込みの寸法と基礎パッキンの

アンカーボルトの通る穴が直径60o にしてあ

りますから、 十勝沖地震の最大振幅の値、

138oの内60oを吸収します。 

鉄板同士の摩擦係数が0.5になっていま

すので、 地震の時の横揺れのスピード、1サ

イクルのスピードを約0.6程度まで遅くする事

が可能です。また、振幅が約0.5倍になりま

すので、 地震時の水平加速度が700ガル (震

度7)
の時でも300ガル以下(震度6弱)

下げる事が可能
で、殆どの家が崩壊に繋

がらない横揺れに出来ると確信しておりま

す。

 

2枚の鉄板を繋いでいるピンは横力が300kg程度で切断さ

る強度と成っていますから、
震度5強以下の地震では、この2

枚の鉄板は一体化を保ち基礎パッキンの機能だけを有する

なります。

震度6 を越す強い横揺れが基礎パッキンにかかった時、 2枚の

鉄鉄板を繋いでいるピン4本が破壊され、 鉄板の間で滑りが生

じ、上下で別々の動くようになります。 結果として、基礎の揺れ

と建物の揺れとが別々となり、地震の横揺れから建物を守る事に

繋がります。

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