今現在全国で空き家が
増えています、その数
現820万戸だそうです。
南アルプス市に於いて
数は3800戸、これは
市町村別で見た時、全
国で第一位だそうです。
南アルプス市に於いて
空き家対策と定住促進
を兼ねて、「南アルプス
市空き家バンク」と連携
して空き家活用定住促
進事業補助金制度を作
成しました。
■
南アルプス市空家
定住促進事業
補助金
■
(仮称)自分達で家
を造る移住者組合
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仕 事
田舎に移住して生活しようと考えている人が増えています。
しかし、そこには幾つかの
問題が横たわっています。その第一が田舎に移住しての生活を
する上で必要な
仕事の確保、そして住む為の住居です。
現在空き家となっている建物の多くが市街地ではなく
山間や市街地から離れた場所にあり
ます、地元に居住している人にとっては不便で寂しい場所となっていますから空き家が増え
る原因ともなっています。しかし、都会から田舎に移住しようとしている人の求める要素に環
境が最大の魅力といいます、つまり、現在空き家が多い場所は都会から移住する人にとって
は理想的な所なのです。
その場合のネックとなるのが仕事の確保、買い物の便利さ、病院の存在ですね。
山梨県は面積としては
小さな県です、そして多くを占める山は険しく人が居住できる事を拒絶
場所ですから山間の場所と言っても車の在る現在ではネックとなる問題の内、
買い物の便利
さ、病院の存在は車で走れば遠い所でも30分も掛からない状態です。残された問題は
仕事の
確保ですね、そこで私は全国第一位の空き家の数、3800戸を仕事の可能性と考えました。
南アルプス市が「空き家活用定住促進事業補助金」という制度をつくってくれました、移住する
家を空き家を使いリフォームなり建て直すなりをする仕事を移住した人が任意の組合を作り、
仕事にした場合3800戸の仕事が確保されるわけです。今まで建築の仕事に携わって来なく
仕事が解らない人がほとんどでしょうが、肝心の部分は地元の各職種の人を顧問にして最初
はその手伝いの様な事から始めても数軒立てた時には一人前近くになっています。
私は建築の設計を40年間してきましたし個人の人が自分の家を建てるのにセルフビルドで
行う運動もしてきました。それを見て来た経験では全くの素人の人でも一軒の家が完成する
頃にはそこそこの職人さんになっていました。
移住する人が自分の家を前に移住してきた人と一緒になり自分の理想に近い家を自分たち
で建てる事ができれば、仕事にもなり、魅力ある移住する住居の確保、そして何より気の置
ける仲間ができる、こんな魅力的は田舎移住は無いと思います。
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