自給自足生活を田舎で行
うのですから風呂は薪焚
きにしようと思っていま
す。風呂をガス又は石油
で沸すと燃料費が冬です
と10、000円程掛ります。
年金生活者にとっての
10、000円という金額
は大きな金額です。
山に行けば燃料となる薪
は豊富に有りますから、
時間と労力を使えば燃料
費の節約になりますし、
お湯も柔らかく快適です、
何より気持ちが豊かにな
ります。
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薪の風呂
借家の時は設置されているボイラーを使うしかありませんが、自分の家を手に入れましたら
風呂は、薪を焚こうと思っています。薪の風呂にした場合、五右衛門風呂か直焚きで鋳物ホーロー、又
は薪のボイラーで木の浴槽やその他の浴槽を選ぶしか有りません。しかし、五右衛門風呂は火の有る時
は背中を浴槽に付けると熱く、のんびりと風呂に浸かる場合は火が無くなってからとなります。
また薪ボイラーのお湯は、ガスや石油焚きの風呂と同じで急激に温度を上げる関係上、お湯が肌を刺す
る感じとなり、柔かなお湯の温泉気分にはなれません。そこで風呂釜も自分で作る事にしました。
鉄板で作った場合は錆びます。ステンレスは接合がアルゴン溶接しかなく個人では無理、それにステン
レスは熱を伝えにくいので薪の消費量が多くなります。結局、加工がし易く、熱の伝達が良い銅板を使
って自分で作る事にしました。浴槽はサワラという檜の仲間の木を使い、幅が75センチ長さが140
センチ深さが45センチの大きさにして、下にサワラのスノコを敷き、その下に銅板で作った釜を設置
します。
浴槽の下の真ん中の位置に壁を作り右手前に焚き口を作り火は焚き口の奥に向かって行き、浴槽の奥の
位置で左の風洞に入り、手前にUターンして焚き口の左に有る煙突に抜ける構造にしようと思います、
薪の燃えた熱量が煙突に逃げるのはもったいないですから無駄なく使う目的ですし、風洞の掃除もしや
すくなると考えました。
浴槽、薪釜のイメージ
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